神田の唄

ブログで生計を立てるために頑張る下剋上ブログ

自分探しのために海外に行っても自分がみつからなかった

 

自分探しのために全国を旅しようと海外に行こうと自分は見つからない

自分探しをすると言って全国を旅したり、海外に旅行に行く人が増えている。自分探しの旅に出ていく人は多いけど、探しにいって自分を見つけた人の話を聞く事はないよね。

自分探しのために「ここじゃないどこか」に自分を求める人は多いけど、全国にも海外にも「本当の自分」なんていない。

ぼくは5年間で7回引っ越しをしてます。その内の一回は海外。インドネシアで1年ほど働いてました。


別に自分探しのために引っ越しを繰り返していたわけではないです。ただ単に引っ越しをするのが好きだっただけです。

ぼくも少なからず別の場所にいけば「本当の自分」がみつかると思っていたところはあります。でも、結局は見つからなかったぁ。

自分なんてのは自分自身の中にしかないわけで、外に本当の自分なんているわけがないんですよ。

 

 

 

 

自分に悩む人たちが増えた結果、自分探しをする人が増えた

ぼくたちはインターネットの影響もあり、多種多様な価値観に触れるようになりました。国内をはじめ海外の情報もPC越しに見れるようになったのです。


以前に記事のなかでネットの技術進歩によりぼくたちは多種多様な価値観を学び、それゆえに自分が進みたい道がわからなくなっていると書きました。

ひと昔前の時代であれば自分がどうやって生きていくのかがある程度決まっていたんですよね。終身雇用の時代には1つの会社に40年以上勤める人が当たり前のようにいたというから驚きです。

でも、いまぼくたちは自分がどうやって生きていくのかに悩むようになってます。ただ、生きていればいいってもんでもなくて、どうすれば自分らしく生きられるのかを探すようになりました。

自分自身がなにもので何をしたいのか明確に答えられる人の方が少ないんじゃないかと思う。

ぼく自身もどうやって生きたいのか物凄く迷ってしまってます。だからこそ「ここじゃないどこか」に助けを求めて引っ越しを繰り返していました。


 

 

 

 

なぜ行ったこともみたこともない地に本当の自分がいると思うのか

よくよく考えてみれば当然のことなんだけど、なぜ行ったこともない国や場所に本当の自分がいると考えるのだろうね。

日本に本当の自分はいないけどインドネシアには本当の自分がいて、ぼくが来るのをまっている。なんてことがあったら驚きですよ。

もし海外に本当の自分がいるのなら、飛行機が誕生して、海外にいくことができるようになるまで生きれなかった人たちが可愛そうだよね。海外に本当の自分がいるなら会える確率は0だし。。

まぁぼくたちは往々にして、行ったことのない土地にいけば本当の自分がわかるんじゃないかと思うんだよね。

それはきっと見たことのない土地や、経験したことのない文化に期待をしているから。

今までの土地や経験ではなかった「自分を満たしてくれる何か」があると期待しているからこそ、別の土地に旅することを求めるんだと思う。

それは「今いる場所では自分がみつからない」という諦めと「新しい土地にいけば見つかるんじゃないか」という1つの希望を見出しているからなんだよね。




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(本当の自分なんてものは外に求めたところでみつかりはしない。自分自身にもっと目を向けよう)



 

国内でも海外でもなく自分自身に目を向けて耳を傾けた方がよい

5年で7回引っ越しをして海外生活も送ったぼくは結局自分が何をしたいのかわからないままになってます。

それは自分が外にいると考えて外に外に目を向けていたからだと思う。でも、実際の所は本当の自分なんてのは「自分の中」にしかいないのだろうね。

旅をしてもいつも考え事をするのは自分の中だけだし、色んな刺激を受けて喜ぶのも悲しむのも自分のなかで行われることです。

じゃあ、もっと深く自分が喜ぶことをつきつめて考えたり、こころの底から楽しいと思えることを自分自身に問いかけることが大切なんだと思う。

「思う。」って言葉を使うのはぼくもまだ「本当の自分」なるものを見つけれてないから。まぁ、あるかどうかすらわからないんだけどね。身も蓋もない言い方をするけどさ。

ただ、やっぱり自分自身が没頭できることや、熱中して徹夜しようがご飯を食べることも忘れて続けられることがあれば、それが心からやりたいと思っていることなのだろうね。

旅をすると新しい景色をみたり、その土地の人の生活文化がみれて色んな刺激を受けることができる。だから楽しくて時間を忘れるけど時間が経つと急に空しくなる。一時的な刺激で楽しくなっているけど、それが終われば「本当の自分」とは何かを考えてしまうんですよねー。いやー。きつい。

 

 

 

 

旅をするとき自分探しなんて考えず思いっきり楽しむことに集中した方が良い

自分探しの旅はしちゃダメです。自分のことは一旦置いておいて、旅を、景色を、人を楽しまないと。自分探しは、犬が自分のしっぽを追いかけているようなもの。いくら近そうに見えても、どれだけ速く走っても捕まえられない。自分って、人や自然との接触の中で、感動したり泣いたりする中で見えてくるものですよ。僕だって自分の本質なんてわからない。今ここで話している僕は、今の僕。昨日の僕はまた別の僕。それでいいじゃないですか。

自分探しはしなくていい。本当の自分は、「人生を楽しむ」ことで見えてくる- ロバート・ハリス | TABI LABO


「自分探し」と「旅」はなぜか一緒にされがちだけど、それぞれ別で考えた方がよいと考えされられますね。

 

旅は旅で思いっきり楽しむ。それが後々には自分というものが見えるヒントになるんじゃないかな。

とにかく全力で打ち込めること、全力で楽しめこと。それを見つけることができれば最高だよね。案外いままでの人生を振り返ってみて徹夜してでも勝手にやってたことが自分らしさに繋がるかもね。

だから旅をしたり、引っ越して新天地にいったときも自分探しのことは置いといて、とりあえず今を楽しむのが良いと思う。

色々書いてきたけど、相変わらずぼくも自分自身のことなんてよくわからないけどねー。あっちいったこっちいったで、フラフラしてるだけだし。

ブログは誰に言われるでもなく楽しんでやっていることなんで、文章を書くことに自分らしさが隠れているんじゃないかなと思う今日この頃です。

あ、自分探しのために海外に行く必要はないけど、ただ楽しむために海外や国内を回ってみるのは面白いと思いますよ!

 

 

 

 

またね!