神田の唄

ブログで生計を立てるために頑張る下剋上ブログ

怒りや悲しみの感情を「悪」と捉えるのは間違い。

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喜怒哀楽をはじめとする感情に良いも悪いもない

日常生活を送っていると「怒り」や「悲しみ」を覚えることがありますよね。

「楽しさ」や「喜び」を感じることもあるけど、ぼくたちはしばしば感情に良い悪いをつけようとします。

 楽しいとか嬉しいという感情は良くて、怒りや悲しみの感情は悪いってな具合にね。


でもさ、よくよく考えてみると感情に良いも悪いもないんだよね。

いま怒りや悲しみといった感情を抱えてしまっていて、それが悪いことだと考えているなら、別に悪い事じゃない方気にしないで良いですよ。

 

 

 

 

エネルギーに良いも悪いもない

感情ってのは1つのエネルギーのことです。

 

エネルギー
1.精力。元気。

2.物理学的な仕事に換算しうる量の総称。位置・運動・熱・光・電磁気など。

 
エネルギーの定義には「精力、元気」とあります。つまり身体の内側からくるものもエネルギーとして扱われるわけです。

で、ですね。

エネルギーには良い悪いはないんですよ。

スピリチュアルな方は悪いエネルギーはあると言いますが、エネルギーはエネルギーであって良いも悪いもないんです。

熱は1つのエネルギーだけど、熱いのは良くて、冷たいのは悪いってわけじゃないですよね。

電気もエネルギーです。電気にはプラスとマイナスがあるけどプラスだから良い、マイナスだから悪いわけではないです。

感情も1つのエネルギーなんだから怒りや悲しみは悪い、喜びや楽しさは良いってわけじゃなんですよ。

 

 

 

 

怒りや悲しみをバネにする人

怒りや悲しみの感情をバネにして躍進している人はいます。

怒りがすべてのモチベーションだった。怒りがなければ何も成し遂げられなかった。
ノーベル物理学賞受賞貴社会見にて 中村修二(日本・大学教授)

 モチベーションは怒り…中村教授 | 心に響く名言集


今の世の中に便利な機械があるのも怒りや悲しみのおかげです。

遠く離れた人と会えない悲しみを感じるかた、手紙やメール、SNSは人に必要とされ生まれてきました。

現状に不満や怒りを持つ人がいるから、よりよい社会や状態を構築しようとしたり、改善するんですよ。

現状にまったく怒りや悲しみを覚えなければ、ぼくたちは現状よりも成長しようという気持ちは生まれません。

そう捉えれば怒りや悲しみってのは良いものだと捉えることができます。

親は子供が外敵から危険にさらされると怒ることで守る力を得ます。自分自身の勉強のできなさに怒りを感じてもう勉強をして難関大学に合格するような人もいますからね。

怒りや悲しみをバネにすることで成長する人は大勢います。

 

 

 

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(怒りをバネにして躍進する人は実際にいる)

 

 

 

楽しさや喜びは時として身を亡ぼすことになる

楽しさや喜びの感情は魅力的に映るよね。


楽しい状態や、喜んでいる状態がずっと続けば良いと思っちゃうよね。少なくともぼくはそうです。

でも、楽しいという感情や喜びの感情は出せば良いってものでもないんですよね。

楽しいって感情も度が過ぎれば身を亡ぼすことになります。

バカッターと揶揄されるTwitterでの炎上も楽しさを追求した結果です。

本人は楽しい感情を前面に出していただけなんだろうけど、それが結局は自分を窮地にたたせることになるケースもある。

喜びもそう。喜ぶことは良い事だけど喜んでばかりいると足元をすくわれます。

喜んでいる時ってのは有頂天になるので周りのことに注意がいきづらいんですよ。

ことわざに「勝って兜の緒をしめよ」というものがあります。成功したからといってうかれていると痛い目をみるぞって意味です。

勝ったことに喜んで兜をはずしたら矢が飛んできてアタマに当たってしまった人が実際にいたんでしょうね。

ことわざとして作られるくらいなんで。

人生を振り返ると楽しかったり、喜びを噛みしめる一方で足元をすくわれる原因にもなってしまったこともあると思う。

試験に受かって大喜びしている隣で友人は試験に落ちて気まずい思いをした話あるよね。本人には悪気はなくても、気付かない間に恨まれたり、敵を作る可能性だってあります。

 

 

 

 

感情に良いも悪いもない。自分で勝手に良い悪いのレッテルを貼っているだけ

いくつかの事例を出してぼくが言いたかったことは、感情に良いも悪いもないってことです。

更にいうなら感情には良い悪いはないけど、ぼくたちが良い悪いのレッテルを貼ってしまっているだけなんですよ。

怒りや悲しみはマイナスのイメージで捉えられがちだけど、怒りや悲しみを感じるおかげで人生が良くなっている人は沢山います。

ブログを書いているなら怒りや悲しみを感じた経験は記事の題材にもなるし、割と良い事だったりするしネタになることを考えれば悪いことばかりではないよね。

これも結局はレッテルをどう貼るかでしかないです。

日本人と一くくりにして語るのはあんまり好きじゃないんだけどさ、やっぱり日本人は怒りや悲しみの感情を溜め込む人が多いわけですよ。

で、怒りや悲しみを「悪」だと勝手に自分でレッテルを貼ってしまう。

「怒りや悲しみを感じる自分は悪いんだ。。」

なんて考えてしまう人もいるし、そうやって思い込むことで体調を悪くしたり、自暴自棄になる人もいる。


関係ないですよ。

 

感情に良いも悪いもないです。

怒りや悲しみを感じてる。楽しさや喜びも感じるってだけです。それだけです。

いま怒りや悲しみの感情を貯めていて、それが罪悪感に結びついてしまっている人は考え方を変えましょう。

ぼく自身も昔は怒りや悲しみを感じる自分自身を責めた時期があったけど、関係ないですよ。

勝手にレッテル貼って、勝手に苦しむのはやめましょうってことですね!

 

 

 

 

またね!