勝負服を普段着にすれば最強。タンスにしまうのは勿体ないよ
勝負服を着るタイミングがわからない人は普段着にすれば最強
勝負服についての持論を語りたい。老若男女問わず、勝負服と呼べる服を一着は持っているだろう。
持っていない人は買ってください。
サラリーマンならスーツが勝負服になることが多いし、婚活をしている女性なら華やかな服装が勝負服になるでしょう。
勝負服とは「意中の相手の気を引こうとして着る衣服。また、ここぞという場面で着用する大切な衣服」という意味があります。
つまり、勝負服とはいわば戦闘服。
大切な取引の時にヨレヨレのスーツを着ていく人はいないだろうし、婚活パーティーにスウェット姿でいく女性はいないでしょう。
服は自己満足の意味合いもあるが、1番は相手のために着るものです。TPOを守った服装をするようにと言われるのは、言いかえれば相手に合わせた服装をするようにということ。
だから、重要な場面には重要な場面にあった勝負服を着ていくのが大切だということです。
ただ、ぼくは言いたい。
「重要な場面」とは一体いつなのか?
「重要な場面」が来ないと言って、勝負服がタンスの奥で埃をかぶっている人がいるがあまりに勿体ない。
勝負服を着るタイミングが来ない。あるいは着るタイミングがわからないという人は普段着にすれば最強ですよ。
「高いスーツなんで重要な場面でしか着ないですね。」と言う人に思うこと。
以前に「高いスーツを一着持っているのですけど、高級品なので重要な場面でしか着ないですね。1年に2、3回くらいですね。着るのは。」と発言するサラリーマンの方に会ったことがある。
ぼくは発言を聞いて心底もったいないことをしていると感じました。確かに高級品だから、出し惜しみするのはわかります。
ただ、せっかく買った高級品がタンスの奥で埃をかぶることに意味はあるのかというと一切ない。普段から着れば良いのにと思う。
ぼく自身は24歳の若輩ものながらスーツには強い興味がありオーダーメイドスーツを着ています。カッターシャツもオーダーメイドです。
出し惜しみすることなく普段から着ています。
タンスの奥にしまいっぱなしにすることは、まずありません。重要なときだとか、そんなのはおかまいなし。
これには理由がありまして「重要な場面」というのは学生と違って社会人にはいつ訪れるかわからないからです。
いつ、なんどき勝負になるかはわからない。勝負服は普段から着ているべきなのだ。
社会人の勝負時を完璧に把握するのは不可能
前述したサラリーマンの人は重要な場面と発言したが社会人では「ここは重要な場面だ!」と完璧に把握するのは難しい。
学生の勉強であれば重要な場面は教えてもらえる。
・中間テスト
・期末テスト
・模試
・受験
これらは重要なイベントだとわかるし、期日もはっきりしている。
部活であれば
・県大会
・地方大会
・インターハイ
・国体
これまた重要なイベントの期日は確定している。
では社会人も学生と同じように重要な日が確定しているかというとそうはならない。
クライアントとの契約を交わすときや、新規の営業のために相手の社長に会うときは重要だとわかる。では、その時だけ勝負服を着ていれば良いかというとそうはならない。
社会人であれば、いつ何時重要な場面にでくわすかわからない。
町中でたまたまクライアントに出くわすこともあれば、急に呼び出しがかかる可能性もある。
もしかしたら自分が気付かないだけで、遠くから自分の姿を見られているかもしれない。
その時の服装がヨレヨレの服装だったり、適当な服装だったらどう思われるだろうか。
勝負服を着ていたときのギャップによって、余計にダサく見えてしまうだろうし、少なくとも良い印象を持たれることはないだろう。
また、自分が重要だと思っていないだけで、相手にとっては重要だと思われている場面も往々にしてあるだろう。
勝負服は普段から着ておくに越したことはないのです。
勝負服だと自信を持っている服なら、大抵の勝負には勝てるんだから着ないともったいないよ
例えばRPGのようなゲームで考えるとわかりやすい。RPGには防具や武器が用意されており、強い武器や防具を装備している方がザコ敵との戦闘が楽勝になる。
「伝説の武器と防具なんで、ラスボス戦までとっておきます」
こんな発言をする人がいるだろうか。
否。断じて否。
伝説の武器が手に入ったからといって、ラスボスの戦闘まで装備をしない人はいない。大抵の人はすぐに装備する。
なぜなら大抵の勝負に勝てるようになるとわかっているからです。
1回使用したら無くなってしまうファイナルファンタジーのエリクサーをラスボスまでとっておく人はいます。これはわかる。1回使えば無くなってしまうからね。
ただ、別にいくら使ってもなくならない強い武器や防具を「ここで装備していくかい?」と聞かれて「いいえ」と選択する必要性はほとんどない。
勝負服も同じです。
そもそも勝負服とは「重要な勝負でも勝てる勝算のある服」だと自分自身で考えているわけですよね。
であれば、特に重要でもない勝負なら連戦連勝できる可能性を秘めているといっても過言ではないわけです。
勝負服がタンスのなかで埃をかぶっている人には「勝負服を普段着にすれば大抵の勝負には勝てるのではないですか?」と言いたいわけです。
自分が最も魅力的に見える服だと自負しているのだから普段から魅力をアピールすれば良いと思うのですよ。
何よりもったいないからね。
勝負服はあくまでもTPOに合わせてね
ぼくの場合は勝負服といえばスーツなわけですが、人によっては種類が違ってくるでしょう。
自分が勝負服だと思えるものがあって、あまり着ていないのであれば普段から着てみるべきです。
あくまでもTPOに合わせたことが前提だけどね。
「オレの勝負服はジャージだぜ!」
って人もいるかもしれないけど会社には着ていかないでね。冒頭で述べたように服装は相手がいることが前提なので、相手に合わせて勝負服は変わりますからね。
あ、それと豆知識なのですが重要な時しか着ないといってタンスの奥にしまっていると勝負服にダニが湧く可能性があります。
太陽や風に適度にあてて、定期的にクリーニングした方が服は長持ちします。
普段から着ている方が服は案外長持ちします。「勝負のときが来た!」と思っていざ勝負服を着ようとしたらダニが沸いているし、虫食いができていたなんてなったら目も当てられません。
まぁ、色んな意味で普段からきていると良いわけです。
てなわけで、大切な勝負服があるなら色んな面からみて普段から着ていた方が良いよって話でした!
またね!