継続することは大事だけど、諦めることも大事だよね。
続ける才能と諦める才能
ぼくはネットサーフィンが好きなんで色んなブログやサイトをみるんですよ。
で、某巨大掲示板のまとめサイトもみるんですけど、そこでたびたび話題になることが「継続」することの大切さです。
「継続」することのできる人間は凄いと称賛し「続ける才能」を持っている人間が羨ましいと愚痴をこぼしている人をみかけます。
続ける才能があるなら諦める才能もあるわけですが、続けることだけ素晴らしいと考えるのは違うと思うわけですよ。
諦めることも続けることと同じく凄く大事です。
24時間の使い方は諦めることで決まる
1日は24時間しかありません。1日の時間が決まっているのですから、あれもこれも全てやるのはムリです。
睡眠に8時間
仕事に8時間
遊びや趣味に8時間
これだけで1日は終わります。
仕事で残業することになれば、睡眠か遊びや趣味の時間を削らなければなりません。
何かをするには、何かを諦めなければなりません。
趣味や遊びに時間を割きたいなら睡眠か仕事のいずれかを削るしかありません。
ひたすらやりたいことをプラスしていくのでは時間がいくらあっても足りません。1日は24時間しかないのですからね。
24時間の時間配分を決めるにはプラスよりマイナスの考えをもたなくてはいけません。
勉強や部活も同じですよね。
限られた時間のなかで勉強するには、勉強しない分野を決める必要があります。
部活の練習でも全ての練習を行うことはできません。サッカーでいえばシュート練習やドリブル練習、パス練習のなかで重点的に行うところを決めて、あとは別の日にまわす必要があります。
続けることだけでなく諦めることは重要。何をしないかを決めるのって凄く大事なんです。
(何を諦めるのか、それが大事)
諦めることでやるべきことが明確になる
続けることばかりに気を取られると「やるべきこと」ばかりが増えていって「やりたい」ことにまで手が回りません。
例えばぼくはブログを書いていますが、ブログを書くにも時間が必要です。ブログを毎日書いている人たちは、そのために何かを捨てています。
それはテレビをみることだったり、惰眠をむさぼることだったり、ゲームをすることだったりと様々です。
でも、1つ言えるのはブログを毎日のように更新している人は「やらない」ことを決めている人たちです。
ブログに限らず毎日継続して何かをやっている人はそうですね。
最近話題になった本のなかに「嫌われる勇気」があります。「嫌われる勇気」を読んで気持ちが楽になったという人をみます。
彼ら彼女らは「万人に好かれる」ことを諦めたのです。
それにより、本当に大事にすべきことがみえた結果、楽になったと感じているのですね。いやー。諦めるって大事ですね。
迷う、ということは、一種の欲望からきているように思う。ああもなりたい、こうもなりたい、こういうふうに出世したい、という欲望から迷いがでてくる。それを捨て去れば問題はなくなる。
松下 幸之助
続けることばかりが美談のように言われますが、諦めるのも同じくらい大切です。
いま迷っていることがあれば諦めることを決めてみるとよいですよ。
諦めたことが間違いだと思ったら、またやり直せば良いだけですし。
逆説的な言い方ですが「諦める」ことにより「続ける」ことがみえてきますよ!
またね!